AppStoreで販売したときの二重課税を避けたい。「雇用者番号(EIN)」を取得する

何も手続きせずに、AppStoreでアプリを販売(月額課金含む)すると、アメリカで販売したことになりアメリカの源泉税(税金)がかかります。その後、日本でも課税されることになります。
日米の二重課税を避けるための書類は次の2つが重要なようです。

・W-BEN8-Eという法人用書類があればAppStoreの源泉税を免除される
・W-BEN8-EではEINを記載せねばならず、EINはSS-4という書類で申請できる

以下は、EINを申請した時のメモになります。

(ちなみに、EINの申請は電話(英語)で行えば即日発行してもらえるそうです。10,000~20,000円程度でEIN取得を代行してくれるサービスもあります。)

EINの申請

申請の手順は次のようになります。

  1. Fax番号用意(インターネットで取得可能)
  2. Form SS-4のPDFをダウンロード ( Forms & Pubs からダウンロードできます)
  3. パソコン上でPDFに必要なことを書き込む
  4. プリントアウト
  5. 署名と日付を手書きで書く
  6. FAXで送る

FAX番号は無くても申請できるのですが、こちらのページによると、一週間程度でFAXで通知を送ってもらえるそうです。郵送の書類は1ヶ月程度かかる場合が有り、申請が失敗しているのかを早く検知するためにはFAX番号を書いたほうが良いです。弊社ではFAXを持っていなかったので、eFAXという国際FAXも受け取れるインターネットサービスを利用して、FAX番号を取得しました。FAX番号は即時発行してもらえます。

SS-4のPDFをダウンロードしたら法人用の入力を行います。こちらのサイトを参考にさせていただきました。参考サイトでは、「Publishing(出版業)」となっていましたが、弊社は「Software Development(ソフトウェア開発)」として記載しました。住所や名前など変更した以外、他は同じ記載にしました。

署名と日付だけはパソコンで入力せずに、プリントアウトしてから記載しました。

FAX送信は近所のローソンから行いました。記述した1ページだけをFAXすればよいです。
2017年7月19日現在、SS-4を日本から送信するときのFAX番号は「 010-1-304-707-9471 」のようです。この番号は、時々変わるようなので送信前にチェックしたほうが良さそうです。

それでは、通知が来るのを待ちましょう。

2017/7/21追記

なんと、EINの返信FAX来ました!思ってたより早かったです。

一部ぼかしておりますが、このようにEIN番号が書かれています。

読めない。。。
始まりが、90?98?40?46??キレイに書いてくれぃ。。

こちらのサイトに次のような参考画像が掲載してありました。

どうやら、最初の文字は98-のようです。

EINが取得できて一安心しました。