Linodeが値上げしたので地図はMapboxに変更しました

弊社では地図のタイル配信サーバでLinodeを利用していました。昨年、次の記事で紹介もしておりました。

クラウドサーバのLinodeが安くて高性能

ただ、当時と状況が代わりましてLinodeがAkamaiに買収されてサーバ料金が20%高くなり現在もやや円安ぎみでコスト面のメリットが弱くなっていました。

1年前検討した時点では$130円で$80/月・・・10,400円(+税)程度の価格。

現時点では$145円で$96/月・・・13,920円(+税)程度の価格。

高くなりましたね!!(用途によってはまだまだ十分安いですが。)

元々、弊社ではLunascopeという位置情報トラッキングのサービスで地図を使いたく、(その用途ではGoogleマップを無料で利用できないので) OpenstreatMapのタイルサーバを自前で用意していた背景が有りました。しかし昨年、Lunascopeのサービスを終了したためタイルサーバを自前で持つメリットが少なくなったことも重なりました。

GoogleマップとMapboxの料金を比較

「Webサイトで地図を表示してマーカー(ピン)を表示したい」というのが弊社が必要とする機能です。Google MapとMapboxの料金を比較します。

Google Mapの料金表 から、「Maps JavaScript API」を見ると【 $7/1000req 】の料金でした。無料枠が毎月$200あるので、1ヶ月あたり 28,500req までは無料となります。

次に、Mapboxの料金表 から、「Maps Loads for Web」を見ると、【 $5/1000req 】の料金でした。毎月の無料枠が有り、1ヶ月あたり 50,000req までは無料となります。

まとめると、次のようになります。

◯Google Map
・$7 / 1000req
・28,500リクエストまで無料

◯Mapbox
・$5 / 1000req
・50,000リクエストまで無料

今回は価格面からMapboxを採用しました。

Mapboxの見た目

Mapboxもベクターデータのマップなので見た目は綺麗です。また、マーカーを打つ、ポップアップを表示するなどの基本的な機能も提供されているので、OpenstreatMap+Leaflet から比較的スムーズに移行できました。

Mapboxを使った画面は、Yoruca 店舗検索 のページで確認できます。

Google Mapより料金が安くマップも綺麗なので、Mapboxオススメです!!