VSCodeのスペルチェック機能(cSpell)は非常に便利なのですが、辞書から外れた単語に対して全て「Unknown word.」と警告を出してきます。例えば、”yamadataro” という文字列を定義すると「”yamadataro”: Unknown word.」と警告されます。
特定の単語を cSpell のチェック対象外とするティップスです。
オススメのやり方
プロジェクトルート(VSCodeで開くディレクトリ)に「cspell.json」ファイルを作成します。そのファイルに”ignoreWords” キーに対して、除外するキーワードを定義します。
{
"ignoreWords": ["yamadataro", "yamadahanako"]
}
これだけでプロジェクトに含まれる対象ワードの警告が全て消えます!
その他のやり方
VSCodeのワークスペース設定に記述する
ワークスペースの設定ファイルを既に作っている場合は、次の記述を行えば除外できます。
"cSpell.ignoreWords": ["yamadataro"]
チームでワークスペース設定ファイルを共有している場合はこれも良いですね。
ファイル毎に除外ワードを指定する
ファイルの最上部に次のようにコメントを入れることでcSpellの除外とすることもできます。
// cspell:ignore yamadataro
ロジックと関係ない記述を各ファイルに入れることになるので、個人的には好きではありません。
「Unknown word.」の警告を無視して開発されている方も多いと思いますが、この機会に全部の警告をやっつけましょう。